2012年6月18日月曜日

プレートテクトニクス

志太平野に住む様になって35年になります。地震が来るぞ来るぞと言われ続けて今に至りますがさすがにもう飽きた方も多いようです。東日本の地震が効いて公はそれなりに目が覚めたようですが一般はあまり、の感です。暇を飽かすには面白いテーマかと思いプレートテクトニクスを漁ってみました。理科の教職免許のために受講した授業で初めてプレートテクトニクスを知りました。その時は歴史的に由緒ある理論かなと思いましたが、とんでもで、発展中だったことが分かります。大地震は来て欲しくないので、来ない理由を考えた結果です。専門家では無いので無責任に言えるのが普通人の特権です。
近々の駿河湾沖大地震を否定する理論。
1.大陸プレートの合わせ目では歪みは蓄積されない
ユーラシアプレートとオホーツク(北米)プレートの合わせ目のフォッサマグナで滑っている。東日本地震のときオホーツクプレートの端(富士宮)が揺れたが富士川を挟んだ西側には被害が無かった。両者の間では潜り込みが起きずフォッサマグナがズレ歪みを緩和する。地震の時も吸収帯として働くので付近の地震を緩和する。
2.フォッサマグナが駿河湾を縦断して存在している
フィリピン海プレート先端がオホーツク(北米)プレートに潜り込み、その西側でユーラシアプレートに潜り込み、東側で太平洋プレートと接している、とされている。伊豆半島が乗った先端は大陸プレートと海洋プレートの中間密度で、潜り込み力は弱い。伊豆半島で地震が起きても駿河湾西岸には伝搬しないので、フォッサマグナが駿河湾を縦断して存在している。だから駿河湾東西のフィリピン海プレートとユーラシアプレートの間には歪みがたまりにくい。
3.駿河湾沖には駿河湾は入らない
ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが潜り込んで歪みが溜まっているのは遠州灘海岸地帯で駿河湾は別構造。
という様な訳で駿河湾には巨大地震は当分来ないと思われます。
でも、地震保険は継続してますが。。

2012年6月11日月曜日

専門家

専門家と普通人のやりとりを見ていると言葉が通じていないのが分かります。理系の専門家は穴掘りで、文系の専門家は山登りで、専門が高度になるほど穴が深く山が高くなります。深い穴にもぐると隣の穴の中は全く見えません。高い山ほど隣の山の頂は遠くなります。穴にもぐっても頂上に登ってもどちらも地上はよく見えなくなります。穴にもぐった方は地上が見えないのを理解してますが、頂上に居ると下界が見えるので勘違いするようです。雲が出たり夜になったりで視界が悪くなります。闇雲とは言い得て妙です。専門家に地表が見えていると思ってしまう普通人にも問題はあります。専門家が見えないことを見えないと言える環境が重要です。
理系は自然科学の、文系は人文科学のことで当たり前の日本語ですが、外国人(英語圏の人)に理系はなんて言うのと聞いたとき、そういう分類は知らないなと言われました。