2012年6月11日月曜日

専門家

専門家と普通人のやりとりを見ていると言葉が通じていないのが分かります。理系の専門家は穴掘りで、文系の専門家は山登りで、専門が高度になるほど穴が深く山が高くなります。深い穴にもぐると隣の穴の中は全く見えません。高い山ほど隣の山の頂は遠くなります。穴にもぐっても頂上に登ってもどちらも地上はよく見えなくなります。穴にもぐった方は地上が見えないのを理解してますが、頂上に居ると下界が見えるので勘違いするようです。雲が出たり夜になったりで視界が悪くなります。闇雲とは言い得て妙です。専門家に地表が見えていると思ってしまう普通人にも問題はあります。専門家が見えないことを見えないと言える環境が重要です。
理系は自然科学の、文系は人文科学のことで当たり前の日本語ですが、外国人(英語圏の人)に理系はなんて言うのと聞いたとき、そういう分類は知らないなと言われました。

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