2007年3月2日金曜日

訪問者

先週来た彼が再度訪問されました。私より年上で随分以前に脱サラして一人で翻訳会社をやっています。初めて合ったのは20年以上前です。米国人に技術説明をするため彼のお世話になりました。その後辞書を片手に説明するようになりましたが最初の頃は通訳をお願いしたわけです。ただ自分が納得しないと訳さないので時間が掛かりました。何回か繰り返す頃には説明より通訳が先んじる事もあり楽と言えば楽をしていました。元々は化学やさんで技術者ですから妙に理屈っぽいっです。翻訳支援ソフトを作ったので見てと言って説明書を持ってきました。ビジュアルベーシックで作ったそうで、なかなかの大作です。ワード等々のテキストを抜き出して以前の翻訳文と比較照合して類似があると選定するソフトです。データベースが溜まらないと役に立ちませんが一度使い始めれば加速度的に翻訳例が溜まるでしょうから、役に立ちそうです。彼曰く、翻訳の30%以上は以前の物が使えるので楽になりますよ、との事。実際に使用していないので詳評は控えますが、開発者の人物を考えると使えそうです。このままではもったいないから販売したらと言っておきました。本人もその気があるようで、一応特許申請をしたそうです。

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